RE-Bornガレージでは、シマノベイトリール専門のオーバーホールと修理サービスを提供しております。今回は、22カルカッタコンクエスト201XGのオーバーホールとメンテナンス修理についてご紹介します。
お客様から、リトリーブ時に異音がするとのご申告です。これらの問題は、RE-Bornガレージで確実に対応可能です。
RE-Bornガレージでは幅広いモデルのサービス対応 アンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなど、多岐にわたるモデルのオーバーホール、メンテナンス、修理を承っております。
お問い合わせと予約 サービスの詳細やご予約については、RE-Bornガレージまでお気軽にお問い合わせください。お客様の大切なリールを、最高のコンディションへと戻すお手伝いをさせていただきます。お待ちしております。

22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール <リトリーブ時に異音がする>22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール <リトリーブ時に異音がする>
22カルカッタコンクエスト201XG のオーバーホールです。検証ではハンドル回転すると異音が発生しています。ハンドルを回転すると異音が発生するという問題は、内部グリスの流れ、ベアリングの問題、またはギアの錆によるものかもしれません。これらの問題は、適切な潤滑と清掃、部品の交換で解決できる可能性があります。
22カルカッタコンクエスト201XG  内部状態(ハンドル回転違和感原因)22カルカッタコンクエスト201XG  内部状態(ハンドル回転違和感原因)
分解した際、22カルカッタコンクエスト201XGのドライブギアに錆を発見しました。ピニオンギアベアリングやX-SHIPベアリングを含む内部駆動系のベアリング4点も錆やグリスの劣化が見られたため、新しいものに交換しました。これらが異音の原因である可能性が高いです。錆びたドライブギアは錆除去と研磨を施しました。海水の使用が原因で錆が発生したと推測されます
22カルカッタコンクエスト201XG ドライブギア、ボディパーツ
22カルカッタコンクエスト201XG ドライブギア22カルカッタコンクエスト201XG ボディパーツ22カルカッタコンクエスト201XGのパーツ洗浄について解説します。全てのパーツを丁寧に分解し、ボディパーツやドライブギアなどの洗浄を行うことは、リールのメンテナンスにおいて非常に重要です。全てのグリスをパーツクリーナで洗浄し、ブラッシングで汚れを除去することで、リールの性能を維持し、長期的な使用に耐えられるようになります。
22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール パーツ洗浄完了
22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール パーツ洗浄完了
全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行います。

RE-Bornガレージの洗浄プロセスは以下の手順を行っています
 
分解:リールの全てのパーツを慎重に分解します。
洗浄:パーツクリーナを使用して、グリスや汚れを除去します。汚れや古いグリスは、ブラッシングで丁寧に取り除きます。
乾燥:洗浄したパーツを完全に乾燥させます。
検査:各パーツを検査し、摩耗や損傷がないか確認します。
潤滑:必要な部品に新しいグリスを適用します。
組み立て:クリーニングと潤滑が完了したら、リールを正確に組み立てます。
これらのステップを適切に実行することで、リールの性能を最適化し、長持ちさせることができます。専門的な知識と技術が必要な作業です
22カルカッタコンクエスト201XG クラッチカム部、レベルワインド部 オーバーホール
22カルカッタコンクエスト201XG クラッチカム部 オーバーホール22カルカッタコンクエスト201XG レベルワインド部 オーバーホール
22カルカッタコンクエスト201XGのクラッチカム組み立てとレベルワインド部のオーバーホール作業をご紹介します。このオーバーホール作業は、リールの性能を最適化し、長期間にわたる使用に耐えられるようにするために不可欠です。
ボディ部分とクラッチカム部のグリスアップ 
ボディ部分とクラッチカム部に必要なグリスアップを実施しました。これにより、部品間の摩擦を減少させ、スムーズな動作を保証します。
ピニオンギアベアリングの交換                          

今回ピニオンギアベアリングの交換も行いました。ピニオンギアベアリングは、ピニオンギアが回転する際に常に回転をサポートします。ピニオンギアベアリングはクラッチ部を完全分解しないとピニオンギアベアリングは交換できないため、この作業は技術的に難しい部分です。
RE-Bornガレージの徹底したメンテナンス
RE-Bornガレージでは、クラッチカム部も完全分解し、メンテナンスとグリスアップを行います。これにより、リールの耐久性と性能が向上し、お客様に最高の釣り体験を提供できます。
22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール  ドライブギア、ドラグプレートグリスアップ
22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール  ドラグプレートグリスアップ22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール  ドライブギアグリスアップ
22カルカッタコンクエスト201XGののドライブギア、ドラグをグリスアップいたします。RE-Bornガレージのオーバーホールではドライブギアとピニオンギアには、専用のグリスを使用して、ギアの歯に沿って適量を筆で塗ります。ドラグにグリスを塗る際は、ドラググリスを過剰に使用するとドラグ圧力が低下し、ドラグの動作不良を引き起こす可能性があるため注意が必要です。グリス量は経験が必要となる部分となります。
22カルカッタコンクエスト201XG グリスアップ 内部オーバーホール修理完了
22カルカッタコンクエスト201XG グリスアップ 内部オーバーホール修理完了
22カルカッタコンクエスト201XGの内部オーバーホールを完了しました。完全に分解して清掃した後、グリスを塗布し再組立てを行いました。すべてのパーツはきれいになり、グリスも適量になり、正常な状態に戻りました。
22カルカッタコンクエスト201XG ベアリング搭載
22カルカッタコンクエスト201XG ベアリング搭載
22カルカッタコンクエスト201XGのベアリングを調整する際、RE-Bornガレージではピンセットなどの工具を使用して、手がベアリングに直接触れないように取り付けます。
22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール スタードラグ調整
22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール スタードラグ調整
22カルカッタコンクエスト201XGのスタードラグの調整方法について説明します。スタードラグが適切に設定されていない場合、ハンドルを回す際に不快感を感じることがあり、ギアやベアリングの損傷につながる可能性があります。ハンドルの取り付けは複雑で、誤って取り付けるとスタードラグの音出し板が歪み、ハンドルを回す際の不快感を引き起こすことがあります。この作業は専門的な技術を要します。
22カルカッタコンクエスト201XG オーバーホール メンテナンス作業完了
16アンタレスDC オーバーホール メンテナンス作業完了
22カルカッタコンクエスト201XGのオーバーホール修理が完了しました。今回交換したのは、クロスギアベアリング両軸2点、X-SHIPベアリング、ピニオンギヤベアリングなど、複数のベアリング関連の不良パーツです。ハンドルの異音や重さの原因は、これらの内部駆動系ベアリングの劣化とドライブギアの錆が原因と考えられます。RE-Bornガレージでのオーバーホール依頼やサービス詳細についてのお問い合わせは、当サイトから承っております。サービスに関するご必要やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

22カルカッコンクエスト201XG オーバーホール/メンテナンス後


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