17 スコーピオン DC 100 HGオーバーホール、メンテナンス修理について掲載します。スプールが回転しない、クラッチが戻らないとの事。RE-Bornガレージではオーバーホール・メンテナンス対応を受け付けます。アンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなどのオーバーホール、メンテナンス、修理も承ります。

17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール <スプールが回転しない、クラッチが戻らない>
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール <スプールが回転しない、クラッチが戻らない>
17 スコーピオン DC 100 HG のオーバーホールです。検証した所スプールが回転しない、クラッチが戻らない状態です。ページ最下部にオーバーホール前の状態を動画にて掲載します。恐らくクラッチ周りに破損があると思いますが、何かしらに引っ掛かりの原因が他にあると想定しています。
17 スコーピオン DC 100 HG  内部状態
17 スコーピオン DC 100 HG  内部状態
17 スコーピオン DC 100 HG の内部状態です。内部状態はオイル混入によりグリスが流れ汚れの酷い状態です。スプールベアリングに対しオイルを指しすぎると溢れたオイルがギアに混入しギアグリスを流してしまい、ギアの摩擦抵抗が高くなることによりメインギア、ピニオンギア、駆動系ベアリングの破損につながります。RE-Bornガレージではすべてのパーツを分解し洗浄/乾燥を行いオイル、グリスを除去します
17 スコーピオン DC 100 HG 破損個所<クラッチバネ、ワンウェイクラッチ>
17 スコーピオン DC 100 HG 破損個所<クラッチバネ>17 スコーピオン DC 100 HG 破損個所<ワンウェイクラッチ>
17 スコーピオン DC 100 HGの今回の破損個所です。クラッチが作動しない原因はクラッチを作動させるバネが2つに破損していました。原因としてワンウェイクラッチが破損し引っ掛かりが発生し無理にクラッチを切ったためバネが破損したようです。クラッチカムも破損していました。ワンウェイクラッチ、バネ、カムをメーカー手配し交換しました。
17 スコーピオン DC 100 HG パーツ洗浄作業
17 スコーピオン DC 100 HG ボディ洗浄作業17 スコーピオン DC 100 HG メインギア洗浄
17 スコーピオン DC 100 HGのパーツ洗浄です。RE-Bornガレージでは完全分解を実施後、すべてのパーツを超音波洗浄を実施し、パーツクリーナにて洗浄、パーツを1点1点目視にてブラッシングを行います
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール パーツ洗浄完了
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール パーツ洗浄完了
全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行いますす全てののグリス、オイル分除去し再度ギアなどの駆動系パーツについては新しいグリスを塗りますを。完全分解清掃はメーカーサポートでは行っていません。完全分解洗浄後、パーツを目視点検しますので不具合は残りません。
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール ワンウェイクラッチ/クラッチバネ 交換
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール ワンウェイクラッチ 交換17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール ワンウェイクラッチ/クラッチバネ 交換
写真は17 スコーピオン DC 100 HGのワンウェイクラッチ、クラッチバネのパーツ状態です。ワンウェイクラッチについては破損し内部パーツが外れる状態でしたので新品に交換。クラッチバネについての2つに割れているので新品に交換しました。クラッチカムについても破損が発生しているため交換実施。
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール レベルワインド部/クラッチカム オーバーホール
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール レベルワインド部 オーバーホール17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール クラッチカム オーバーホール
写真は19 17 スコーピオン DC 100 HGのレベルワインド部のグリスアップ、クラッチカム組み立て時の写真です。ドラグ、ギアにグリスを塗ると同時に目視して破損をチェックします。レベルワインド部、クラッチカム部の組み立ては難易度が高く、通常のメンテナンスでは出来ない部分となります。知識と経験が無いと組めない部分ですので一般の方はレベルワインド部の分解は挑戦しない方が良いかと思います。レベルワインド部はゴミが詰まりやすい箇所ですのでRE-Bornガレージではレベルワインド部も完全分解しメンテナンス、グリスアップを行います。
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール ギアグリスアップ
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール ギアグリスアップ
写真は17 スコーピオン DC 100 HGのメインギアのグリスアップ時の写真です。破損状況によりパーツ交換をいたします。バンタム、クロナーク、スコーピオンは真鍮製のメインギアを採用しておりグリス切れが発生するとハンドル回転時違和感が発生します。またRE-Bornガレージのメンテナンスではギヤ、ドラグ類のグリスアップについては細かい筆で丁寧にグリスアップしています。
17 スコーピオン DC 100 HG  オーバーホール ギア/ドラググリスアップ 内部オーバーホール修理完了
17 スコーピオン DC 100 HG  オーバーホール ギア/ドラググリスアップ 内部オーバーホール修理完了
内部オーバーホールが完了しました。完全分解清掃後、グリスアップ、組み上げとなります。過剰なグリス感もなく正常な状況です。RE-Bornガレージのオーバーホールは完全分解清掃、パーツ交換を実施し不良部分は残さない方針です。
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール完了
17 スコーピオン DC 100 HG オーバーホール完了
17 スコーピオン DC 100 HGオーバーホール完了修理対応が終了しました。今回不良パーツとしてワンウエイクラッチ、クラッチバネ、クラッチカム、ピニオンギアベアリング、X-SHIP、スプールベアリング(DC内ベアリング含む)の交換を行いました。内部駆動ベアリングの不良については内部にオイル混入によりギアグリス、駆動系ベアリング内グリスが流れたため交換しました。グリスが流れるとハンドル回転に違和感やギア、ベアリングの破損となります。スプールベアリングへのオイル注入が多すぎると、内部グリスを流しますので注意が必要です。18 バンタムやクロナーク、スコーピオンはオイルの注入の過多によりグリス抜けによる駆動違和感が発生する機種ですので定期的なオーバーホールが必要です

19 スコーピオン MGL 151 HG オーバーホール前<スプールが回転しない、クラッチが切れない>

19 スコーピオン MGL 151 HG オーバーホール後


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