15メタニウムDC オーバーホール、メンテナンス修理について掲載します。クレベルワインダーが端っこにくると、異音がして動かなくなるとの事。RE-Bornガレージではオーバーホール・メンテナンス対応を受け付けます。アンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなどのオーバーホール、メンテナンス、修理も承ります。
- 15メタニウムDC オーバーホール <レベルワインダーが端っこにくると、異音がして動かなくなる>
- 15メタニウムDC のオーバーホールです。検証した所、ハンドル回転するとレベルワインドの動きが遅くなるようです。目視では異常は見当たりませんがハンドル回転をするとグリス感が無いようです。内部駆動系ベアリングドラグの劣化、メインギアピニオンギアのグリス抜けも想定されます。とりあえず完全分解・清掃を開始します。
- 15メタニウムDC 内部状態
- 15メタニウムDC の内部状態です。内部状態はオイル混入によりグリスが流れ汚れの酷い状態です。スプールベアリングに対しオイルを指しすぎると溢れたオイルがギアに混入しギアグリスを流してしまい、ギアの摩擦抵抗が高くなることによりメインギア、ピニオンギア、駆動系ベアリングの破損につながります。RE-Bornガレージではすべてのパーツを分解し洗浄/乾燥を行いオイル、グリスを除去します
- 15メタニウムDC 分解、パーツ洗浄作業
- 15メタニウムDC 分解、パーツ洗浄作業 のパーツ分解、洗浄作業です。写真はクラッチカム、ピニオンギア部分の洗浄時の写真です。RE-Bornガレージでは完全分解を実施後、すべてのパーツを超音波洗浄を実施し、パーツクリーナにて洗浄、パーツを1点1点目視にてブラッシングを行います
- 15メタニウムDC DC部分解
- DC部につきましてはDCが外れにくく一旦DC部を完全分解しDCを取り外しDC内ベアリングを取り外しました。組み上げを間違うとDCが動作しない、ハッチが閉まらないなどの現象が発生します。15メタニウムはDCはベアリング交換が難しい機種となります
- 15メタニウムDC オーバーホール パーツ洗浄完了
- 全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行いますす全てののグリス、オイル分除去し再度ギアなどの駆動系パーツについては新しいグリスを塗りますを。完全分解清掃はメーカーサポートでは行っていません。完全分解洗浄後、パーツを目視点検しますので不具合は残りません。
- 15メタニウムDC レベルワインド不具合について
- 今回の不具合の申告のありましたメタニウムDCのレベルワインド部不具合につきましてはレベルワインドパーツ類の不具合ではなくレベルワインド部パーツのクロスギア、レベルワインドパイプの汚れと判明しました。クロスギア、レベルワインドを洗浄後、グリスアップ後組みなおしました。レベルワインドの洗浄は完全分解しないと洗浄対応できない部分となります
- 15メタニウムDC オーバーホール メインギアグリスアップ、クラッチカムグリスアップ
- 写真は15メタニウムDCのメインギア、クラッチカムのグリスアップ時の写真です。破損状況によりギアやドラグパーツ交換をいたします。バンタム、クロナーク、スコーピオンは真鍮製のメインギアを採用しておりグリス切れが発生するとハンドル回転時違和感が発生します。またRE-Bornガレージのメンテナンスではギヤ、ドラグ類のグリスアップについては細かい筆で丁寧にグリスアップしています。
- 15メタニウムDC オーバーホール ギア/ドラググリスアップ 内部オーバーホール修理完了
- 内部オーバーホールが完了しました。完全分解清掃後、グリスアップ、組み上げとなります。過剰なグリス感もなく正常な状況です。RE-Bornガレージのオーバーホールは完全分解清掃、パーツ交換を実施し不良部分は残さない方針です。
- 15メタニウムDC オーバーホール ドラグ調整 DC内ベアリング搭載
- 15メタニウムDCのドラグ調整時、DC内ベアリング搭載時の写真です。ドラグ設定が悪いとハンドル回転の違和感が発生し内部のギアやベアリングの破損につながりますます。ハンドル取り付けも難しい構造であり取り付けを失敗するとスタードラグ音出し板が変形しハンドル回転の違和感が発生します。技術が必要な部分となります。ベアリング挿入につきまして、オイリング作業後、適度にオイルを残し挿入まで手で触ることなくベアリングを搭載します。
- 15メタニウムDC オーバーホール完了
- 15メタニウムDC完了修理対応が終了しました。今回不良パーツとしてギヤシャフトベアリング、X-SHIPベアリング、ピニオンギヤベアリング、スタードラグベアリング、投げ系スプールベアリング2点の交換を行いました。内部駆動ベアリングの不良については内部にオイル混入、水分の混入によりギアグリス、駆動系ベアリング内グリスが流れたため交換しました。グリスが流れるとハンドル回転に違和感やギア、ベアリングの破損となります。スプールベアリングへのオイル注入が多すぎると、内部グリスを流しますので注意が必要です。レベルワインドの不良については砂などの汚れと判明しオーバーホールにて良好になりました。21 アンタレスDC、18 バンタムやクロナーク、スコーピオンはオイルの注入の過多によりグリス抜けによる駆動違和感が発生する機種ですので定期的なオーバーホールが必要です
15メタニウムDC オーバーホール完了 オーバーホール後