23 カルカッタコンクエスト BFS XG、メンテナンス修理について掲載します。依頼内容は渓流にて数秒水没し、その後ハンドル回転に違和感が発生したとのこと。不安なので一度オーバーホール対応を行って欲しいとのこと。RE-Bornガレージではオーバーホール・メンテナンス対応を受け付けます。アンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなどのオーバーホール、メンテナンス、修理も承ります。
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG オーバーホール <水没したのでメンテナンスして欲しい>
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XGのオーバーホールです。まずはハンドル回転に違和感があります。水没によりドライブギア、ピニオンギアなど駆動系パーツのグリス抜けおよび内部駆動系ベアリングのグリス抜け、劣化があります。水没した場合、まずは分解し内部洗浄、グリスアップが必要です。とにかく錆が発生する前に早い対応が必要です
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG 内部状態
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XGの内部状態です。ギア、駆動系パーツのグリス抜けが発生しております。後に錆が発生する可能性もあるため駆動系ベアリングのピニオンギアベアリング、X-SHIPベアリンク、ギヤシャフトベアリング、クロスギアベアリングを全て交換しました。
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG 分解、ドライブギア、ボディ洗浄作業
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XGののパーツ分解、洗浄作業です。写真ドライブギア、ボディ洗浄時の写真です。ドライブギアについてはパーツクリーナにて洗浄後、ブラッシングにてすべてのグリスを除去します。全てのベアリングの取り外し時にベアリングの状態を1点1点確認し、違和感があればベアリング交換を行います。RE-Bornガレージでは完全分解を実施後、すべてのパーツを超音波洗浄を実施し、パーツクリーナにて洗浄、パーツを1点1点目視にてブラッシングを行います。
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG オーバーホール パーツ洗浄完了
- 全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行いますす全てののグリス、オイル分除去し再度ギアなどの駆動系パーツについては新しいグリスを塗りますを。完全分解清掃はメーカーサポートでは行っていません。完全分解洗浄後、パーツを目視点検しますので不具合は残りません。
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG クラッチカム、レベルワインド部 オーバーホール
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XGのクラッチカム部、レベルワイン組み立て時の写真です。クラッチカム部の完全分解を実施し内部ピニオンギアベアリングの交換を実施しました。レベルワインド部については一度分解すると組みにくい構造です。レベルワインドのオーバーホールを行うにはレベルワインド分解・洗浄、グリスアップ後レベルワインド組み上げとなります。構造の難易度が高く、通常のメンテナンスでは出来ない部分となります。知識と経験が無いと組めない部分ですので一般の方はレベルワインド部の分解は挑戦しない方が良いかと思います。レベルワインド部はゴミが詰まりやすい箇所ですのでRE-Bornガレージではレベルワインド部も完全分解しメンテナンス、グリスアップを行います。
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG ドライブギア、ドラググリスアップ
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG のドライブギア、ドラグをグリスアップします。グリスが過多であると回転不良となりグリスアップは経験が必要となる部分となります。グリスについては適量を筆にてグリスアップし丁寧に仕上げます。ギアの劣化状態に問題があれば新品に交換します
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG オーバーホール ギア/ドラググリスアップ 内部オーバーホール修理完了
- 内部オーバーホールが完了しました。完全分解清掃後、グリスアップ、組み上げとなります。過剰なグリス感もなく正常な状況です。
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG ドラグ調整
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XGのドラグ調整時です。ドラグ設定が悪いとハンドル回転の違和感が発生し内部のギアやベアリングの破損につながりますます。ハンドル取り付けも難しい構造であり取り付けを失敗するとスタードラグ音出し板が変形しハンドル回転の違和感が発生します。技術が必要な部分となります
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XGオーバーホール ベアリング搭載
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XGのベアリング調整時です。ベアリング搭載時については全てのベアリング搭載時ベアリングに手を触れることなくベアリングを搭載します。
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG オーバーホール完了
- 23 カルカッタコンクエスト BFS XG完了修理対応が終了しました。今回不良パーツとしてギヤシャフトベアリング、X-SHIPベアリング、ピニオンギヤベアリング、スタードラグベアリング、スプールベアリングのパーツ交換を行いました。内部駆動ベアリングの不良についてはオイル注入過多によりギアグリス、駆動系ベアリング内グリスが流れたため交換しました。グリスが流れるとハンドル回転に違和感やギア、ベアリングの破損となります。23 カルカッタコンクエスト BFS XG、18 バンタムやクロナーク、スコーピオンはオイルの注入の過多によりグリス抜けによる駆動違和感が発生する機種ですので定期的なオーバーホールが必要です
23 カルカッタコンクエスト BFS XG オーバーホール後
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