15カルカッタコンクエスト200HG オーバーホール、修理について掲載します。ドラグが弱く効かない、ハンドル回転時異音がする、クラッチが戻らないなどの現象です。RE-Bornガレージではアンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなどのオーバーホール、メンテナンス、修理も承ります。
- 15カルカッタコンクエスト200HG <ドラグが弱く効かない、ハンドル回転時異音がする、クラッチが戻らない>
- 15カルカッタコンクエスト200HGのオーバーホールです。ご申告ではドラグが弱く効かない、ハンドル回転時異音がする、クラッチが戻らないとのこと。依頼者にて対応したが現象が改善せずとのことでハンドルが取り外された状況でご依頼がありました。社外製パワーハンドルとの相性もありそうですが社外パワーハンドルの取り付けは難しく取り付け時に内部ギア、ベアリングを破損してしまう方もいらっしゃいます
- 15カルカッタコンクエスト200HGオーバーホール ギア洗浄、ボディ洗浄内部状態
- 15カルカッタコンクエスト200HG のパーツ洗浄時を掲載します。RE-Bornガレージでは完全分解を実施後、すべてのパーツをパーツクリーナにて洗浄、パーツを1点1点目視にてブラッシングを行います。洗浄しながら目視を実施しパーツの劣化状態を確認します
- 15カルカッタコンクエスト200HG パーツ洗浄完了
- 15カルカッタコンクエスト200HGの全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行いますす全てののグリス、オイル分除去し再度ギアなどの駆動系パーツについては新しいグリスを塗りますを。完全分解清掃はメーカーサポートでは行っていません。完全分解洗浄後、パーツを目視点検しますので不具合は残りません。
- 15カルカッタコンクエスト200HG クラッチカム、レベルワインド オーバーホール作業
- 15カルカッタコンクエスト200HGクラッチカム、レベルワインド部のオーバーホール作業です。今回クラッチ部のパーツ破損はございませんでした。完全分解グリスアップにて駆動上は故障改善されたかと思いますが、クラッチ稼働の不具合の原因は社外パワーハンドル取り付け失敗によるクラッチ部動作不具合があったかと想定しています。正しい取り付けを実施しなしとクラッチ動作、ギア回転、ドラグ稼働に影響を及ぼします。レベルワインドについては完全分解しないとグリスアップ、ベアリング点検ができない部位となり分解時の組み上げが難しい部分となります。
- 15カルカッタコンクエスト200HG メインギア、ドラググリスアップリップ作業
- 15カルカッタコンクエスト200HGメインギアグリスアップ、ドラグプレートグリスアップ時の写真です。15カルカッタコンクエスト200HGのメインギアは真鍮製のギアを採用しておりグリス切れが発生するとハンドル回転時違和感が発生します。15カルカッタコンクエスト200HGのドラグプレートは他機種と比較し大型のドラグプレートを採用しておりドラグオイル切れが発生するとドラグ稼働時、摩擦が発生し劣化が始まります。ドラググリス量が多すぎるとドラグ不良、ロックができないなど不具合が発生します。
- 15カルカッタコンクエスト200HG オーバーホール ギア/ドラググリスアップ/ベアリング交換 オーバーホール修理完了
- 内部オーバーホールが完了しました。完全分解清掃後、グリスアップ、組み上げとなります。過剰なグリス感もなく正常な状況です。RE-Bornガレージのオーバーホールは完全分解清掃、パーツ交換を実施し不良部分は残さない方針です。またオーバーホール完了、パーツ搭載後ハンドル回転に異音がありましたのでメインギア、ピニオンギアをメーカー手配し交換実施いたしました。
- 15カルカッタコンクエスト200HG スタードラグ音出し板交換
- 15カルカッタコンクエスト200HGのスタードラグ音出し板が変形しておりましたので交換しました。原因は依頼者にて社外ハンドル取り付け時に破損されたかと思います。ハンドルの取り付けは難解な部分であり何度も取り付けミスを繰り返すとスタードラグ音出し板が変形しハンドル回転に違和感が発生します。ハンドル取り付けは経験が必要かと思います。 また社外パワーハンドルは搭載後の相性の問題があり社外ハンドルメーカ様にお願いできるなら開発時動作検証をしっかり行って頂き製品化していただきたいと思います。また重量が重くなった分リールのバランスも失う場合もあります
- 15カルカッタコンクエスト200HG オーバーホール完了 不良パーツは
- 15カルカッタコンクエスト200HGオーバーホール修理対応が終了しました。今回不良パーツとしてメインギア、ピニオンギア、駆動系ベアリング6点(ギヤシャフトベアリング、クロスギアベアリング、ピニオンギアベアリング、スプールベアリング)交換スタードラグ音出し板交換と盛りだくさんの対応でした。オーバーホール後は良好です。グリス切れが発生すると内部ギア、ベアリング類の摩擦抵抗が発生しますので結果的にパーツ破損してしまします。定期的なオーバーホール作業が必要です。15カルカッタコンクエスト200HG のオーバーホールのご依頼はRE-Bornガレージへどうぞ。
15カルカッタコンクエスト200HG オーバーホール後