RE-Bornガレージは、シマノベイトリール専門のオーバーホールと修理サービスを提供しています。今回は、16アンタレス DC のオーバーホールとメンテナンス修理に焦点を当ててご紹介します。
お客様が他のショップでドライブギア、ピニオンギア、ベアリングを交換しても問題が解決しなかったため、当社に修理を依頼されました。これらの問題はRE-Bornガレージで確実に解決できます。
RE-Bornガレージでは、アンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなど、多様なモデルに対応したオーバーホール、メンテナンス、修理サービスを提供しています。
お問い合わせと予約 サービスの詳細やご予約については、RE-Bornガレージまでお気軽にお問い合わせください。お客様の大切なリールを、最高のコンディションへと戻すお手伝いをさせていただきます。お待ちしております。

16アンタレスDC  オーバーホール <ハンドル回転時にシャリシャリ感がある>16アンタレスDC  オーバーホール <ハンドル回転時にシャリシャリ感がある>
16アンタレスDCのオーバーホールについてですが、ハンドルを回すと異音がするとのことです。この問題は内部グリスの不足、ベアリングの故障、あるいはギアの錆が原因かもしれません。ただし、半年前に別のショップでドライブギアを含む複数のパーツが交換されたとのことでさまざまな原因が考えられます。
16アンタレスDC  内部状態(ハンドル回転違和感原因)116アンタレスDC  内部状態(ハンドル回転違和感原因)116アンタレスDC  内部状態(ハンドル回転違和感原因)
16アンタレスDCの内部状態については、スタードラグ下のパーツの組み付けミス、スタードラグ板の両面の取り付け間違い、ボディ部分のネジの組み付け誤りなど、多くの間違いが見受けられました。オイルの過剰な注入によりギアグリスが流出し、オイルの過多によってドラグがロックせず滑る状態であったと推測されます。また全く洗浄した形跡がない状態でした。オーバーホールの対応後、依頼者に確認したところ、ある釣具店のオーバーホールサービスを利用していたことが判明しました。。
16アンタレスDC  パーツ洗浄作業 ドライブギア、ボディパーツ
16アンタレスDC  パーツ洗浄作業 ドライブギア16アンタレスDC  パーツ洗浄作業ボディパーツ16アンタレスDCのパーツ洗浄について解説します。全てのパーツを丁寧に分解し、ボディパーツやドライブギアなどの洗浄を行うことは、リールのメンテナンスにおいて非常に重要です。全てのグリスをパーツクリーナで洗浄し、ブラッシングで汚れを除去することで、リールの性能を維持し、長期的な使用に耐えられるようになります。
16アンタレスDC オーバーホール パーツ洗浄完了
16アンタレスDC オーバーホール パーツ洗浄完了
全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行います。

RE-Bornガレージの洗浄プロセスは以下の手順を行っています
 
分解:リールの全てのパーツを慎重に分解します。
洗浄:パーツクリーナを使用して、グリスや汚れを除去します。汚れや古いグリスは、ブラッシングで丁寧に取り除きます。
乾燥:洗浄したパーツを完全に乾燥させます。
検査:各パーツを検査し、摩耗や損傷がないか確認します。
潤滑:必要な部品に新しいグリスを適用します。
組み立て:クリーニングと潤滑が完了したら、リールを正確に組み立てます。
これらのステップを適切に実行することで、リールの性能を最適化し、長持ちさせることができます。専門的な知識と技術が必要な作業です
16アンタレスDC クラッチカム部、レベルワインド部 オーバーホール
16アンタレスDC クラッチカム部 オーバーホール16アンタレスDC レベルワインド部 オーバーホール
16アンタレスDC のクラッチカム組み立てとレベルワインド部のオーバーホール作業をご紹介します。このオーバーホール作業は、リールの性能を最適化し、長期間にわたる使用に耐えられるようにするために不可欠です。
ボディ部分とクラッチカム部のグリスアップ 
ボディ部分とクラッチカム部に必要なグリスアップを実施しました。これにより、部品間の摩擦を減少させ、スムーズな動作を保証します。
ピニオンギアベアリングの交換                                 

今回ピニオンギアベアリングの交換も行いました。ピニオンギアベアリングは、ピニオンギアが回転する際に常に回転をサポートします。ピニオンギアベアリングはクラッチ部を完全分解しないとピニオンギアベアリングは交換できないため、この作業は技術的に難しい部分です。
RE-Bornガレージの徹底したメンテナンス
RE-Bornガレージでは、クラッチカム部も完全分解し、メンテナンスとグリスアップを行います。これにより、リールの耐久性と性能が向上し、お客様に最高の釣り体験を提供できます。
16アンタレスDC オーバーホール  ドライブギア、ドラグプレートグリスアップ
16アンタレスDC オーバーホール  ドライブギアグリスアップ16アンタレスDC オーバーホール  ドラグプレートグリスアップ
16アンタレスDC のドライブギア、ドラグをグリスアップいたします。RE-Bornガレージのオーバーホールではドライブギアとピニオンギアには、専用のグリスを使用して、ギアの歯に沿って適量を筆で塗ります。ドラグにグリスを塗る際は、ドラググリスを過剰に使用するとドラグ圧力が低下し、ドラグの動作不良を引き起こす可能性があるため注意が必要です。グリス量は経験が必要となる部分となります。
16アンタレスDC グリスアップ 内部オーバーホール修理完了
16アンタレスDC グリスアップ 内部オーバーホール修理完了
16アンタレスDCHGの内部オーバーホールを完了しました。完全に分解し清掃した後、グリスを塗布して再組立てを行いました。ドライブギアに塩害による錆が見られたため、溶剤を使用して錆を除去し、研磨しました。すべてのパーツがきれいになり、過剰なグリスもなく、正常な状態に戻りました。
16アンタレスDC MD XG オーバーホール ベアリング搭載
16アンタレスDC MD XG オーバーホール ベアリング搭載
RE-Bornガレージのベアリング搭載作業はピンセットなどの器具を使い手を触れずに搭載します
16アンタレスDC  オーバーホール スタードラグ調整
16アンタレスDC  オーバーホール スタードラグ調整16アンタレスDC  オーバーホール スタードラグ音出し板交換
16アンタレスDCのスタードラグ調整について解説します。スタードラグの設定が不適切だと、ハンドル回転時に違和感が生じ、内部のギアやベアリングの破損に繋がる可能性があります。また、ハンドルの取り付けは複雑な構造であり、取り付けに失敗するとスタードラグの音出し板が変形し、ハンドル回転時の違和感が生じることがあります。この作業には技術が必要です。ショップにて社外ハンドルを取り付けられたようですが取り付けに失敗しスタードラグ板が変形しておりましたので、こちらにて新品パーツに交換しました
16アンタレスDC オーバーホール メンテナンス作業完了
16アンタレスDC オーバーホール メンテナンス作業完了16アンタレスDC オーバーホール メンテナンス作業完了2
16アンタレスDC のオーバーホールが完了し、ギヤシャフト、X-SHIP、ピニオンギヤの内部駆動系ベアリングを交換しました。さらに、ドライブギアの錆を除去する作業も行いました。またサムレスト部に磨きをかけておきましたので光沢が戻りました
RE-Bornガレージへのオーバーホールのご依頼やサービスの詳細に関するお問い合わせは、当サイトで受け付けております。必要なサービスやご質問があれば、お気軽にお問い合わせください

16アンタレスDC オーバーホール/メンテナンス後


Re-Bornガレージのオーバーホール メンテナンス 分解事例
Re-Bornガレージのオーバーホール,メンテナンス,分解、料金についての説明
Re-Bornガレージオーバーホール メンテナンス時のよくある質問
Re-Bornガレージの分解 オーバーホール メンテナンスを利用したお客様の事例です