シマノ 96 カルカッタ 200 XT オーバーホール、修理について掲載します。92,97,,99,05カルカッタなどRE-Bornガレージではメーカサポートの終了したリールのオーバーホール、メンテナンス、修理も承ります。

96 カルカッタ 200 XT オーバーホール <スプールの回転が悪い>
96 カルカッタ 200 XT オーバーホール <スプールの回転が悪い>
カルカッタ 200 XTです。メーカー仕様では96とありますので1996年に発売されたカルカッタXTとなります。この年代のシマノリールはスプール部のみベアリングを利用しベアリング数が少ない分、パーツのグリス感が重要になります。カルカッタの全機種に言えることですが丸形リールのクラッチが入らない、戻るハンドルを回しても空回りするなどの現象はクラッチの異常です。RE-Bornガレージではシマノサポートの終了したベイトリールの修理、オーバーホール、メンテナンスを承ります。
96 カルカッタ 200 XT  内部状態
96 カルカッタ 200 XT  内部状態
96 カルカッタ 200 XTの内部状態はです。内部はグリスが劣化し汚れもひどい状態です。メインギア、クロスギア軸など錆が発生しております。完全分解清掃にてグリスの除去を行います。
96 カルカッタ 200 XT 分解洗浄完了
96 カルカッタ 200 XT 分解洗浄完了
全てのパーツの洗浄が完了しました。RE-Bornガレージのオーバーホール、メンテナンスではボディ、メインギヤ類、ベアリング、その他パーツ全てを完全分解し、一点一点目視にて洗浄をいたします。メーカーにはここまでのサービスはございません。
96 カルカッタ 200 XT メインギア軸駆動パーツ交換・不具合要因
96 カルカッタ 200 XT メインギア軸駆動パーツ交換・不具合要因
今回のオーバーホール時の不具合要因はメインギア軸ブッシュ部分の摩耗となります。メインギア軸ブッシュの摩耗、錆、グリス切れによりハンドル回転にガタつきが発生します。この時代のリールはクロスギアベアリングが搭載されておらずメインギア軸ブッシュがベアリング代わりとなります。ハンドル回転するたびに常に摩擦が発生する部位となります。
96 カルカッタ 200 XT ドラグ劣化交換
96 カルカッタ 200 XT ドラグ劣化交換
カルカッタ 200 XTはドラグの劣化が激しい機種です。ドラグをしまたまま長期間放置の場合も圧着により変形しますので釣行後はドラグ解放お願いします。RE-Bornガレージではドラグの洗浄を実施しテストにて不合格の場合ドラグ交換を行います。またドラグ交換する事によりハンドル回転が安定します
96 カルカッタ 200 XT 内部オーバーホール修理完了
96 カルカッタ 200 XT 内部オーバーホール修理完了
内部オーバーホールが完了しました。完全分解清掃後、パーツ毎に目視チェックを行い、不良であれば交換。その後、組み上げ、グリスアップを行います。古い機種ですが、ここまでは復元できます。RE-Bornガレージではシマノサポートの終了した機種のオーバーホールも可能であり、ある程度のデットストックパーツもございます。諦めかけてたオーバーオール、修理はRE-Bornガレージにご相談頂ければと思います
96 カルカッタ 200 XT 本体Bクラッチ/レベルワインド
96 カルカッタ 200 XT 本体Bクラッチ/レベルワインド
96 カルカッタ 200 XT 本体B側はクラッチ/レベルワインド部の可動部となります。レベルワインド組み立ても浮かせてワッシャーを組み込む作業となります。クラッチ部も含めワッシャーで可動部を作る仕様となっていますのでワッシャーの正常な位置へのはめ込みが必要となります。
96 カルカッタ 200 XT スプール破損、スプールベアリング洗浄搭載
96 カルカッタ 200 XT スプール破損、スプールベアリング洗浄搭載96 カルカッタ 200 XT スプールベアリング洗浄搭載
96 カルカッタ 200 XTのスプールリングが外れております、こちらは接着しておきました。こちらのリングの向きや固着角度に誤りがあるとハンドル回転がガサつきが発生しますので大変気を使う作業となります。スプール内ピニオンギアベアリングに錆があり固着していました。ピニオンギアベアリングはスプールから専用器具にて取り外し新品に交換しました。
96 カルカッタ 200 XT ハンドルグリップメンテナンス
96 カルカッタ 200 XT ハンドルグリップメンテナンス
RE-Bornガレージのオーバーホールではハンドルグリップも分解しグリスアップいたします。96 カルカッタ XTはグリップ内にはベアリングを搭載しない仕様ですので分解して専用グリスにてメンテナンスする必要があります。ハンドル回転時のヌメヌメ感も復活します。ベアリングも少ないのでハンドル回転の時の重みを出すためにもハンドルグリップのグリスアップは必要です。
96 カルカッタ 200 XT ボディクリーニング/磨き
96 カルカッタ 200 XT ボディクリーニング/磨き
オーバーホール後、時間を掛けボディに磨きをかけます。カルカッタ、カルカッタコンクエスト、アンタレスなどの金属ボディは磨きにより細かな傷が消えます。見落としがちな汚れ確認の最終工程としてチェックを行います。
96 カルカッタ 200 XT オーバーホール完了/交換パーツ
96 カルカッタ 200 XT オーバーホール完了/交換パーツ
96 カルカッタ 200 XTオーバーホール修理対応が終了しました。不具合箇所でしたハンドル回転のグリス感もあり動作は良好です。不良パーツとしてスプールベアリング2点、スプール内ベアリング、メインギア軸ブッシュの交換を行いました。カルカッタ XTはグリス切れにより不具合の発生する機種ですので定期的なオーバーホールが必要です。RE-Bornガレージではメーカーサポートの終了したシマノ バス用ベイトリールのオーバーホールが可能です。


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