15カルカッタコンクエスト201HGオーバーホール、メンテナンス、分解、洗浄について掲載します。RE-Bornガレージではアンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなどのオーバーホール、メンテナンス、修理も承ります。

15カルカッタコンクエスト201HG<メンテナンス、分解、洗浄>
15カルカッタコンクエスト201HG<メンテナンス、分解、洗浄>
15カルカッタコンクエスト201HGのオーバーホール対応です。RE-Bornガレージで行っているメンテナンス、分解、洗浄、グリスアップ、オーバーホールについてご紹介します。
15カルカッタコンクエスト201HG  内部状態
15カルカッタコンクエスト201HG  内部状態15カルカッタコンクエスト201HG  内部状態 ギア腐食
15カルカッタコンクエスト201HGの内部状態です。ドライブギア、ピニオンギアが腐食しています。現在ハンドル回転は良いのでギア歯の破損は無いようですので今回は錆除去作業を行いたいと思います。
15カルカッタコンクエスト201HG 分解、パーツ洗浄作業
15カルカッタコンクエスト201HG 分解、パーツ洗浄作業15カルカッタコンクエスト201HG 分解、パーツ洗浄作業2
15カルカッタコンクエスト201HGのパーツ分解、洗浄作業です。写真はボディ洗浄時の写真です。カルカッタコンクエストは丸形ボディのためボディの隅、溝の部分に汚れが付着する機種です。RE-Bornガレージでは完全分解を実施後、すべてのパーツを超音波洗浄を実施し、パーツクリーナにて洗浄、パーツを1点1点目視にてブラッシングを行います。
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール パーツ洗浄完了
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール パーツ洗浄完了
全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行いますす全てののグリス、オイル分除去し再度ギアなどの駆動系パーツについては新しいグリスを塗りますを。完全分解清掃はメーカーサポートでは行っていません。完全分解洗浄後、パーツを目視点検しますので不具合は残りません。
15カルカッタコンクエスト201HG クラッチカム、レベルワインド部 オーバーホール
15カルカッタコンクエスト201HG クラッチカム、オーバーホール15カルカッタコンクエスト201HG レベルワインド部 オーバーホール写真は15カルカッタコンクエスト201HGのクラッチカム部、レベルワイン組み立て時の写真です。15カルカッタコンクエスト201HGはクラッチカム部の完全分解を実施し内部ピニオンギアベアリングの交換を実施しました。レベルワインド部については一度分解すると組みにくい構造です。組み立ては難易度が高く、通常のメンテナンスでは出来ない部分となります。知識と経験が無いと組めない部分ですので一般の方はレベルワインド部の分解は挑戦しない方が良いかと思います。レベルワインド部はゴミが詰まりやすい箇所ですのでRE-Bornガレージではレベルワインド部も完全分解しメンテナンス、グリスアップを行います。
15カルカッタコンクエスト201HG ドライブギア、ピニオンギア錆除去、洗浄作業
15カルカッタコンクエスト201HG メインギア、ピニオンギア錆除15カルカッタコンクエスト201HG メインギア、ピニオンギア錆除去完了
写真は15カルカッタコンクエスト201HGのドライブギア、ピニオンギアクラッチの錆除去時の写真です。錆除去溶剤にて30分くらい付け置き後、ブラッシング作業を行いました。今回の場合ドライブギア表、裏面に錆があり放置の場合、接触するドラグプレート作動時、錆とドラグの摩擦によりドラグの劣化を早めたり、スムーズにドラグが作動しないなど影響があります。ドライブギア表裏に錆がある場合はスムーズなドラグ作動を行うには錆除去が必要です
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール メインギアグリスアップ(ドライブギア)
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール メインギアグリスアップ(ドライブギア)
写真は15カルカッタコンクエスト201HGのメインギアのグリスアップ時の写真です。破損状況によりギアパーツ交換をいたします。バンタム、クロナーク、スコーピオンは真鍮製のメインギアを採用しておりグリス切れが発生するとハンドル回転時違和感が発生します。またRE-Bornガレージのメンテナンスではギヤ、ドラグ類のグリスアップについては細かい筆で丁寧にグリスアップしています。
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール ギア/ドラググリスアップ 内部メンテナンス修理完了
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール ギア/ドラググリスアップ 内部オーバーホール修理完了15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール ギア/ドラググリスアップ メンテナンス修理完了
内部オーバーホールが完了しました。完全分解清掃後、グリスアップ、組み上げとなります。過剰なグリス感もなく正常な状況です。ベアリングについてはDC内、スプール側の投げ系ベアリングについては搭載時オイリング後、過剰なオイルを吸収させ、オイル過度でない状態でピンセットを使い触らない形でベアリングを搭載します
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール ドラグ調整
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール ドラグ調整15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール ドラグ調整時
15カルカッタコンクエスト201HGのドラグ調整時の写真です。ドラグ設定が悪いとハンドル回転の違和感が発生し内部のギアやベアリングの破損につながりますます。ハンドル取り付けも難しい構造であり取り付けを失敗するとスタードラグ音出し板が変形しハンドル回転の違和感が発生します。技術が必要な部分となります
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール完了
15カルカッタコンクエスト201HG
15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール完了修理対応が終了しました。今回不良パーツとしてギヤシャフトベアリング、X-SHIPベアリング、ピニオンギヤベアリング、スタードラグベアリング、スプールベアリング、スプール軸受けベアリング軸受けの6点のベアリング交換を行いました。ドライブギアの錆除去作業を行いましたのでドラグの作動も良好です。カルカッタコンクエスト、アンタレスDC、18 バンタムやクロナーク、スコーピオンはオイルの注入の過多によりグリス抜けによる駆動違和感が発生する機種ですので定期的なオーバーホールが必要です

15カルカッタコンクエスト201HG オーバーホール後


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