RE-Bornガレージは、シマノベイトリール専門のオーバーホールと修理サービスを提供しています。今回は23アンタレスDCMDXG オーバーホールのオーバーホールとメンテナンスにについてご紹介します。アンタレス、メタニウム、カルカッタコンクエスト、アルデバラン、クロナークなど、様々なモデルのオーバーホール、メンテナンス、修理サービスも行っております。
お問い合わせやご予約については、RE-Bornガレージまでどうぞお気軽にご連絡ください。お客様の大切なリールを最高の状態に戻すお手伝いをいたします。ご連絡をお待ちしております
- 23アンタレスDCMDXG<クラッチが固着しハンドルが回せない>
- 23アンタレスDCMDXGのオーバーホール前に動作検証を行った際クラッチレバーが固着しクラッチが切れないずハンドルが回転できない状況でした。原因は塩害による錆の発生で内部パーツが固着していると想定されます、まずは分解してみたいと思います
- 23アンタレスDCMDXG 内部状態,パーツ洗浄作業<ドライブギア、ボディパーツ>
- 23アンタレスDCMDXGの内部は駆動系ドライブギア、ピニオンギア、ベアリング類が全て錆びており、ボディ部のX-SHIPベアリングにピニオンギアが固着外れない状態でした。ピニオンギアベアリング、ギヤシャフトベアリングにも錆が見られました。RE-Bornガレージでは一旦は錆びたドライブギア、ピニオンギア、ボディ部を溶剤にて錆を除去し、研磨作業を行いますが今回はギア歯の欠損があるためドライブギア、ピニオンギアを新品に交換しました。
- 23アンタレスDCMDXG パーツ洗浄作業<ドライブギア、ボディパーツ>
- パーツを取り外し、パーツ洗浄を行います。リールのメンテナンスでは、全てのパーツを慎重に分解し、ボディパーツやドライブギアを洗浄することが非常に重要です。パーツクリーナーで全てのグリスを洗い流し、ブラッシングで汚れを取り除くことで、リールの性能を保ち、長期間の使用が可能になります。ドライブギア、ピニオンギア、ドライブ軸は、専用の溶剤を使用して錆を除去しました。ハンドル回転に違和感が残るなら新品のギアに交換します
- 23アンタレスDCMDXG オーバーホール パーツ洗浄完了
- 全てのパーツ洗浄が完了しました。RE-Bornガレージでは完全分解洗浄を行います。
RE-Bornガレージの洗浄プロセスは以下の手順を行っています
分解:リールの全てのパーツを慎重に分解します。
洗浄:パーツクリーナを使用して、グリスや汚れを除去します。汚れや古いグリスは、ブラッシングで丁寧に取り除きます。
乾燥:洗浄したパーツを完全に乾燥させます。
検査:各パーツを検査し、摩耗や損傷がないか確認します。
潤滑:必要な部品に新しいグリスを適用します。
組み立て:クリーニングと潤滑が完了したら、リールを正確に組み立てます。
これらのステップを適切に実行することで、リールの性能を最適化し、長持ちさせることができます。専門的な知識と技術が必要な作業です
- 23アンタレスDCMDXG クラッチカム部オーバーホール
- ボディ部分とクラッチカム部に必要なグリスアップを実施しました。これにより、部品間の摩擦を減少させ、スムーズな動作を保証します。
RE-Bornガレージでは、クラッチカム部も完全分解し、メンテナンスとグリスアップを行います。これにより、リールの耐久性と性能が向上し、お客様に最高の釣り体験を提供できます。この度はドライブギア軸の破損がありましたのでメーカー手配にて新品に交換いたしました
- 23アンタレスDCMDXG レベルワインド部オーバーホール
- レベルワインド部も完全に分解し、各パーツに丁寧なグリスアップを施します。これにより、ハンドルの回転がよりスムーズになり、スプールへの糸巻きも安定して行えるようになります。
また、レベルワインド部にはゴミや汚れが付着しやすく、動作不良の原因となることがあります。完全分解によって内部の汚れを徹底的に除去し、快適な動作を取り戻します。。ドライブ軸は、専用の溶剤を使用して錆を除去しました。ハンドル回転に違和感が残るなら新品のギアに交換します
- 23アンタレスDCMDXG ドライブギア・ピニオンギア グリスアップ
- 23アンタレスDCMDXGのドライブギアおよびピニオンギアにグリスアップを実施しました。今回は、両ギアに深刻な錆やギア歯の破損が見られたため新品に交換しました。
RE-Bornガレージのオーバーホールでは、ドライブギアとピニオンギアに専用グリスを使用し、筆を用いてギア歯に沿って適量を丁寧に塗布します。これにより、滑らかな回転と耐久性の向上を実現します。より、滑らかなドラグの効きと安定したパフォーマンスを実現します。
- 23アンタレスDCMDXG グリスアップ・内部オーバーホール修理完了
- 23アンタレスDCMDXG のスタードラグ音出し板が変形していたため新品に交換しました。スタードラグ音出し板の変形の原因は恐らくオーナーにてハンドルを取り外し、取り付け時に取り付け不良にて破損されたと想定されます。スタードラグ音出し板の変形を放置するとハンドル回転に違和感が発生します
- 23アンタレスDCMDXG オーバーホール修理 スタードラグ音出し板交換
- RE-Bornガレージでは、分解・オーバーホール・メンテナンスの最終工程として、ペーパーウエスを使用した磨き作業を行っています。目視で細部まで確認し、残った汚れを丁寧に除去。磨き上げ後は、リール全体が美しく仕上がり、清潔な状態でお客様にお返しします。
- 23アンタレスDCMDXG オーバーホール修理 メンテナンス終了
- 23アンタレスDCMDXGのオーバーホール・修理・メンテナンス作業が完了しました。ハンドルの回転やクラッチレバーの動作も正常に復旧しています。
作業後の状態を確認いただけるよう、オーバーホール後の動作動画も掲載しております
RE-Bornガレージでは、ベイトリールのオーバーホールやメンテナンスを随時受け付けております。カスタムパーツの取り付けや、分解後に組み立てができなくなってしまった場合の対応も可能です。お気軽にご相談ください。
23アンタレスDCMDXGオーバーホール/メンテナンス後